PDCAサイクルの本当の使い方

自己啓発の本などを見ると、ほぼ100%出てくるPDCAサイクル。

物の改善などの時にその手法として出てきます。

ただ、多くの人が間違いに気づきません。

ここでは一般的なPDCAサイクルの間違いについて指摘して、本当のPDCAサイクルをお知らせします。

 

サムライコンサル塾

 

PDCAとは

PDCAとは、以下の4つの項目の頭文字を取っています。

つまり、4つで1セットの項目です。

 

  • Plan ・・・ 計画
  • Do ・・・ 実行
  • Check ・・・ 確認
  • Act ・・・ 修正

 

つまり、最初に計画を立てて、それを実行し、確認の後、修正して、新しい計画に盛り込むと言うことを示しています。

自己啓発物の話や本の中には確実に出てきます。

でも、その多くが間違えています。

恐らく本当のPDCAを知らないのでしょう。

このサイクルを繰り返していたら何となく良くなっているような気がします。

しかし、実際は全く進歩がなく何のためにやっているのか分からなくなってしまいます。

 

その理由は「自己啓発」の位置からPDCAを見ているからです。

ビジネスにおいて自己啓発は「手段」にはなっても「目的」ではないからです。

自分を高めるためにビジネスをやっている方がおられたら、ぜひ弊社にお越しください。

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間違ったPDCA

間違ったPDCAは絵を書かせたらすぐに分かります。

よく見る図をそのまま書き写すからです。

ドーナツみたいに輪っかを書いて、そこに矢印が書いてあり、横の工程に進むのです。

間違ったPDCAサイクル

 

「PDCA」と入力して、画像検索してもだいたい同じようなものばかりです。

こんなのとか。

間違えたPDCA

 

こんなのとかです。

間違ったPDCA

 

また同じ位置に戻ってしまっていて、全く進歩がりません。

ずっと同じ位置にあるビジネスは衰退して行きます。

この図は、「自己啓発」のためであって、「目的達成」のためではありません。

 

本当のPDCA

本当のPDCAは、同じ(P)計画には戻りません。

(D)と(C)を経て、(A)で修正するわけです。

言うならば、更に研ぎ澄ますようなイメージです。

元の計画より、優れた精度で優れた位置を狙います。

 

ドリルかねじの様に螺旋を描いて、前に進んでいくイメージです。

本当のPDCA

元々の(P)計画に戻ることはなく、(D)実行も以前の実行よりも精度の高い物です。

(C)確認についても、「検査」と考えれば以前よりもより厳しい検査になるはずです。

 

そして、それぞれ厳しい実行、厳しい確認、厳しい修正を行った後に元の計画に戻ると言うのはあり得ないのです。

より高みの計画を立てるのが普通です。

 

PDCAの使い方

PDCAの使い方は、「自己啓発」ではなく、「目標達成」のためにあります。

いきなり大きな目標を達成するのは誰にだって難しいことです。

大きな目標は、適度な量の「通過点」を設定して、それを「小目標」として達成し続けていく必要があります。

小さな実現可能な目標を達成してこそ、その次があり、更には当初予定していた大きな目標を達成して行けるのです。

 

一歩で3m上の2階に行くことは出来ませんが、階段を1段1段昇って2階に行くことは可能です。

このように、目の前にある目標に対して、実行と軌道修正を行いながら適度な「達成感」と「満足感」を味わいながら、さらに高い目標を目指していくものなのです。

 

 

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