多くの従業員が考えているの事として、「赤字の仕事をさせられているけど会社大丈夫!?」と言うのがあります。
赤字の仕事って確かにあります。
その仕事が赤字だと分かるくらいならば、その社員はまだ会社のをことを考えてくれているのかもしれません。
良いことなのか、悪いことなのか考えてみましょう。
赤字の仕事をしているのが新入社員の場合
赤字の仕事をしているのが新入社員の場合、全然問題はありません。
会社なので、仕事によっては受けざるを得ない仕事があります。
新入社員でもできるような仕事で、新入社員が当たっているのならば、勉強と言う意味も含めて仕事をしてもらうのもOKです。
新入社員や少し経験がある社員が「この仕事って赤字じゃない!?」と思ったとしても、経営者か会社の上位の人がその新入社員などに説明してあげてください。
赤字の仕事をしているのが中堅社員の場合
赤字の仕事をしているのが中堅社員の場合は、少し状況は悪くなります。
中堅社員には稼いでもらわないといけません。
本当ならばちゃんと利益の出る仕事をしてもらうことが一番いいです。
しかし、会社の業績が良くないときもあります。
赤字にならない仕事を選んでいると仕事がとれないときがあります。
そんな時でも社員に給料は支払う必要があります。
「今月はお金が厳しいから、給料はありません。」
そんな会社があったら社員はすぐにそっぽを向いてしまいます。
その社員の給料が仮に30万円だったとします。
保険関係で5万円。
ボーナスの引当金で10万円。
そんなこんなで、実際は約50万円くらいは必要です。
何も仕事をさせないとしても50万円支払うので、会社的には-50万円です。
仮に30万円しかもらえない仕事があったとします。
材料費を使ったら利益は20万円かもしれません。
ヘタをしたら10万円かも!?
どう考えても赤字です。
でも、毎月50万円支払う必要がある社員に利益が10万円しか出ない仕事をしてもらったとしたら、会社から出ていくお金は-40万円になります。
毎月出ていく50万円-今回の仕事の利益10万円=40万円
と言うわけです。
赤には違いがないけれど、赤字の縮小ができると言う点と、その仕事をすることで、次の仕事がとれるかもしれないと言う期待と言うか、先行投資です。
最後に、
赤字の仕事をしているのが経営者の場合
すいませんが、これは最悪です。
中小企業の経営者の場合、マネージャーだけでなくご自身が第一線で活躍するプレーヤーも兼ねてい事が多いです。
しかし、自分が仕事をしている時は、どうしても管理がおろそかになります。
ちゃんと割合を考える必要があります。
そんな時、自分が赤字仕事をしていたら①利益は出ない②管理ができないとダメなことばかりです。
会社経営者が赤字の仕事をしている場合は、直ちに若手や中堅社員に渡して、自分は経営者としての仕事に取り組むようにしましょう。