昔から「営業妨害」と言うものはありました。
映画など出の話になりますが、ダンプカーが飛び込んだり・・・なんとなくイメージはできると思います。
実際に見ることは極めてまれだと思いますが。
最近の「営業妨害」の手口をご紹介します。
インターネットショップを妨害
今や販売をしている会社でインターネットを利用した「ネットショップ」が無い会社は少なくなってきています。
一方で専門家が少ないのもまた事実です。
ネットショップの運営でトラブルは後を絶たないのが現実です。
クレーマー
実際の店舗でも、電話などでも通信販売でもあるのですが、クレーマーの存在です。
「商品が届かない」とか、「注文したものと違う」「思ったものと違う」「届いたら壊れていた」果ては「気に入らない」などなど・・・
色々と文句を言う人は絶対にいなくなりません。
そして、異常なほど文句を言ってくるものです。
誠意をもって対応することと、必要な時にはしっかりとした態度が必要です。
嫌がらせの申込
ライバル店やライバル企業の場合もあります。
単に嫌がらせ、いたずら、クレーマーの可能性もあります。
商品購入の申し込みがあったとしても、あり得ない高額の金額で申し込まれるときがあります。
オークション形式の販売の時などです。
2兆とか、2京とか、どこかの国の国家予算を超えた金額で申し込まれるのです。
商品は何でもない商品だったりします。
お金を支払ってもらえるならばウハウハですが、当然支払われません。
アカウントは閉鎖され、連絡もつかない。
こちらは販売システムの手数料だけ取られて、商品は売れない・・・そんな状況です。
払わない
単に不通に申し込まれるのですが、こちらとしては商品だけ送って、入金がない!
連絡しても連絡がつかない。
最悪です。
送った商品を取り返すための動きもいいのですが、取り返すための時間、手間、人材などを考えたら、警察に被害届を出して、新しいビジネスに注力した方が生産的で、結果的な利益は大きくなると言えます。
過去を見るのではなく、未来を見るのです。
DOS攻撃
これは少し専門用語です。
ネットショップや自社のホームページがあった場合、誰かがアクセスして情報が見られるのです。
ところが、ある一定以上の人が同時にアクセスするとホームページの情報が入っている「サーバー」が対応できなくなるのです。
実際のお店に店員さんの数以上に大量の数のお客さんが来た時と同じです。
サーバーが対応できずに、サイトがアクセスできなくなります。
あなたの会社のホームページはサーバーがダウンして、アクセスできなくなります。
そこで販売していた商品は当然売れなくなります。
これは「ホームページにアクセスする」と言うとても基本的な機能であるが故に防御の仕様がありません。
実は最も恐ろしい攻撃です。
インターネットを使って商売する上で、ホームページなどは必須です。
アクセスして欲しい訳です。
しかし、このDOS攻撃は大量にアクセスによってサーバーがパンクさせられます。
1日に1000件とか1万件とか、そんな数ではありません。
数千万とか数億とか、桁が違うのです。
クレーマーは、次回から申し込み名を見て用心するとができます。
嫌がらせや料金を支払わないお客さんも同様です。
しかし、このDOS攻撃だけは世界的に見ても対処法が無いのです。
どんなセキュリティ会社でも対処はできません。
まず、「そう言った攻撃がある」と言うことを認識して、それが起きた時にそれを理解することから始めるしかありません。