言うことを聞かない社員に仕事を自らさせる方法

会社経営をしていると、必ず言うことを聞かない社員は出てきます。

水戸黄門の印籠とも言うべき「社長命令」「会社命令」と言う技がありますが、しぶしぶやったらその人の能力の50%を出していたらいい方です。

ロクな結果にならないのは目に見えています。

そんな時の対処法をお話しします。

サムライコンサル塾

まず、問題社員とあなたでは違うということを理解しないといけません。

 

何が違うかと言うと、もう全く違います。

立場も考え方も判断までの時間も覚悟もお金に対する考え方も。

経営者以外の社員は(ここでは重役も含みます)、お金とは「もらうもの」だと思っています。

経営者はお金を「稼ぐもの」と考えているでしょう。

資本金が必要

昔から日本では「恥の文化」です。

お金の話をしたりしたら「浅ましい」と言われてきました。

「お金を稼ぐ」なんて言ったら守銭奴と言われてしまいます。

そういったことを言ったら「恥ずかしい」と言われて育っています。

 

しかし、現実的に生活する上でお金は必要です。

お金なしで生活をしている人は、無人島で暮らしている自給自足の人くらいです。

つい最近見たテレビでは、無人島で暮らしている自給自足の人もお金を稼いでいましたが・・・

 

社員は雇っている社員が路頭に迷ってしまう怖さを全く考えていません。

勝手に仕事を辞めるのはその人の自由です。

しかし、会社経営者は判断ひとつで会社をつぶすかもしれないのです。

そういったリスクに常に追い立てられます。

 

そんなことは社員は知らないですし、分かってくれることもありません。

また、分かるようだとかなり危ない会社と言えます。

 

さて、言うことを聞かない社員の話に戻りますが、違う人種の人です。

立場も違います。

見ている景色が違います。

当然考え方も変わるのです。

 

給料揚げてくれないか・・・

残業減らないか・・・

休みは増えないか・・・

 

経営者からすればお気楽なことを考えています。

ただ、それを全力で考えています。

逆にいうとそれしか考えていません。

「そのために何が必要」と言う考えはないのです。

 

自分が担当する業務が会社全体の業務のどの位置にあり、どんな役割を担っているのかを知らないことがほとんどです。

特に営業など収益部門の人は自分の売上だけを見て「自分が会社を食べさせている」くらいのことを本気で思っているのです。

しかもたちが悪いことに「一人でも十分やっていける」と本気で思っています。

社員の意識が高まる

そんな時は、独立してもらうのもひとつの手です。

ただ、連絡はつくようにしておきたいものです。

社内カンパニーでもいいでしょう。

実際自分で始めたらどれだけ大変かは会社経営者さんだったら誰でもお分かりでしょう。

早ければ3年程度で挫折して帰ってきます。

あまり嫌味なことを言ってやめさせると、その人が失敗した時恥ずかしさから戻ってきません。

バツが悪いですからね。

 

とはいえ、みんな辞めさせるわけにはいきませんので、「情報」を渡すようにしましょう。

会社の現在の状況や、その人がになっている業務について話す機会を作りましょう。

それと同時に他の部門についても話すと良いでしょう。

総務など非収益部門だって、誰かがそれを担わないと会社は回らないのです。

 

一人で社長、開発、製造、営業、経理をやっている人を見たことがありますが、とてもじゃないけれど動きは遅いです。

誰でも時間は1日24時間。

限られています。

寝無いで働いても24時間以上働くことは出来ませんし、そんな生活は続きません。

 

状況を分かった社員は会社が厳しい時は所定内で最高の結果が出るように仕事をしないと会社自体が大変なことになる事を理解して動きます。

無駄な経費も減るでしょう。

自分が買い物をするときはケチケチで節約して安いものを買うくせに、他人のお金(会社のお金)となると高い物を買う人などゴマンといます。

これらを1つ1つ管理はできません。

結局各自の意識にゆだねられているのです。

 

そういった意味でも、「理解」できるだけの「情報」を渡して社員自体の心の方も育てる必要があるのです。

「作業が早い人」は所詮それだけの人です。

どの社員でも次の社長になれるような社員を育成して行くことが出来るとしたら、それが理想かもしれません。

 

 

 

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