会社経営者の多くの人は行動力がある人が多いです。
そもそも行動力がなければ、会社を経営するまでになっているわけもなく、行動を起こしたから会社を興すまでに至ったのだと思います。
ただし、そのまま続く方と、続かない方がおられます。
その差は何でしょう?
会社経営者の共通点
会社経営者は皆行動力があります。
だからこそ会社を興すまでになっと言えます。
行動するということは、「くじを引く」のと似ています。
たくさんくじを引けば、いつか当たります。
当たった人が「会社経営者」と言えます。
ここからが「差」と言えます。
続かない経営者は、その後も「当たり」を期待して闇雲に「くじ」を引きづつけます。
ここにどれだけのお金をかけるのか考えなしです。
次の「当たり」までにどれだけの費用がかかるかは「運次第」となってしまいます。
そうそう運がいい人はいません。
2回目のあたりを引くまでにスタミナ切れ(資金切れ)になってしまうことが常です。
経営者本人はまだいいのでしょうが、その下についている社員の方々はたまらないと言えます。
続けられる経営者とは
会社を続けられる経営者は「判断基準」をもって「やる」「やらない」を選びます。
先ほどの例でいうとくじを引くときと、引かないときがあるのです。
そして、当たる確率が高いとわかった時だけくじを引くのです。
そもそも当たる確率なんてわからないからくじなのですが、そこがくじと会社経営の違う点だと言えます。
物事には「道理」が必ずあります。
ビジネスにおいても、1回目の当たりの道理を理解され、そこから独自の「必勝法」を編み出します。
それを次回以降、実践し独自の理論の「確からしさ」を確認して精度を高めていきます。
100発100中、1発1中の当たりはほとんどの人は引けません。
中には失敗もあるでしょう。
その失敗の仕方も、「一番大きな失敗でこれくらい」という目安を持って動いているかどうかもポイントと言えます。けがをしたときいきなり致命傷になる動きをしていたらダメなのです。
けがをするときは軽傷でとどめておき、ある程度までのリスクを取りつつも挑戦する。
人によっては「当たるも八卦当たらぬも八卦」に見えるかもしれません。
しかし、経営者独自の爪の研ぎ方で制度をあげていくのです。
ある程度まで来ると、「これは80%くらいうまくいくな」とか「これは五分五分だ」とか、「全然だめだ」と判断ができるようになってきます。
その「独自基準」をもって判断しているのです。
これは習っても習得できるものではありません。
カンでもありません。
あるいみ「経験」なのです。