会社をやっていると社員同士の中が悪いときがあります。
人と人が毎日顔を合わせているわけですので、うまくいく場合もあれば、うまくいかない場合もあります。
好きもあれば、嫌いもあるでしょう。
そんなときの対処法です。
社員同士のいざこざ
社員は毎日会社に来てくれます。
会社の利益のために日々働いてくれます。
1人、2人ならばトラブルは少ないのですが、一定以上の人がいれば必ず「好き」「嫌い」が出てきます。
みんなが好き同士である必要はありません。
そんなのもともと無理なのです。
好きでも嫌いでもいいです。
とにかく、仕事が進むようにしないといけません。
ここではA氏、B氏がいるとして、ここトラブルについて対処法を考えてみます。
まずは、ゴールと言うか、落としどころを考えましょう。
ゴールは以下の3つしかないと思います。
- A氏とB氏の中を取り持つ
- A氏を辞めさせる
- B氏を辞めさせる
A氏、B氏を辞めさせる、辞めるほうに話を進めると言うのは最終手段と考えましょう。
多くの場合、どちらか一方が悪いと言うことはほとんどありません。
そのため、一方だけが処分され、もう一方はこれまで通り、と言うのはよくありません。
A氏、B氏の問題が仮に解決したとしても、その解決方法を他の社員が見ています。
社長や会社がどう対処するのかを見ているのです。
一方的にどちらかが悪いことにして対処すると、今後将来的に起こるトラブルの時に他の社員は会社がどう対応するのかを今回のトラブルで想像するのです。
対処法のただ一つの正解
A氏とB氏の間を取り持つことです。
A氏、B氏のさらに上の上司が立ち会うことが最適です。
既に仲の悪い2人が、2人だけで話し合ってもうまくいきません。
多くの場合は片方が攻撃的で、片方が一方的に言われる感じになります。
上司が間に入って、3人で話し合うことで解決に近づけることができます。
まずは上司C氏とA氏が話し、C氏がA氏から情報を聞き取ります。
次にC氏がB氏と話し合い、情報を聞き取ります。
その上で、A氏、B氏、C氏の3者で話し合うことで話が進むのです。
まずはことのあらましをC氏が主導でA氏、B氏に話し、現在抱えている問題を3者が共有できるようにします。
3者がそれぞれゴールに向かうように話し合えた時、この問題は解決します。
そもそも、それぞれがそれぞれを十分知らずに誤解が生じていることなどもあるのです。
その「誤解」を「理解」で解消することができる事があるのです。