新時代の若者と受け入れられない経営者

これはいつの時代もずっと言われ続けていることですが、ある程度の年齢の会社経営者と、新卒の若者では常識が変わってしまいます。
時代が変われば常識が変わる。
ある意味当たり前です。

縄文時代は時に縄目が付いているのは「ナウい」模様で、「うひょー、縄目かっき―」と言ったかどうかは分かりませんが、主流でした。
現在では、どんなに渋い器を見ても縄目が付いているものなどありません。

極端ですが、時代が変われば、価値観も変わるのです。
あなたは若者「常識」をどれくらい許容できますか?

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最近では時代が原因であることとは別に、身の回りの「ツール」の変化がすさまじいので、それが原因でのギャップもあるようです。
そのツールの最たるものと言えば、携帯電話、スマホです。
どういうことが起きるのか以下にまとめました。

 

LINE(ライン)

今や電話などのライフラインと同じような扱いのLINEですが、スマホ同様、10年前、20年前は存在しませんでした。
それが今ではあることが当たり前です。

LINEは今やインフラとも言えるLINEは今やインフラとも言える

 

当たり前にあるからには、そこに常識が生まれます。
たとえば、会社を休むときにLINEで知らせて会社の人を驚かせたという「あるある話」は今や都市伝説化しています。
誰か1人に知らせるよりも効率的に部署全体に知らせることが出来るのでその方がいい、という会社すらあるくらいです。

 

一方で会社経営者の常識では、LINEどころかメールでの連絡にも難色を示します。
「会社を休むときには電話だろう」の感覚です。
営業で他社に連絡する際は、電話よりもメールが好まれる傾向です。
電話は相手の都合を考えず強制的に仕事を止めるので迷惑と考える人もいます。
メールの場合は、相手も見たい時に見れるし、見たくない内容の場合は削除、必要な場合は都合のいい時間に返信すればいい、と言う考えもあります。

ビジネス雑誌などの調査では、仕事ができる営業の上位の人は他社への連絡や営業の場合、電話よりもメールが多いのだといいます。
まさに「時代」です。

 

議事録を写メ

会議をすることはよくあると思いますが、会議の議事録は作るだけで結構面倒です。
最近の若手の武器はスマホ。
会議が終わったあとのホワイトボードをパシャリ。
「写メ」ります。

写メもツールの一つ写メもツールの一つ

 

「写メ」とは「写真付きメール」の略ですが、携帯で撮った写真のことを呼ぶこともあります。
全然略語ですらないので日本独自の文化と言えます。

 

議事録を作るのって結構大変です。
当然内容を理解していないと出来ませんし、後で確認を取ったらそういう意味じゃないと作り直させられたり・・・
ある程度の年齢の会社経営者ならば、ちゃんと板書して、記録を別に残すことで若手も内容が頭に入ると言う考え方もあります。

 

昔ならば議事録を作るのには、書き写す時間や内容を理解する理解力、要約するまとめ力が必要でした。
しかし、まとめることで微妙なニュアンスが変わることもしばしば。
出席者も会議が終わるとその内容を忘れているなんてことも珍しくありません。
一方で、写メならば会議のホワイトボードがそのまま残ります。
後で関係者へのメールに添付しても、内容について誰からも文句は出ません。
何より一瞬で終わります。
あるのだから使うという「賢い」発想と言う捉え方もできます。
昔ならば画素数が荒く、字が読めないなんてこともあったのですが、最近のスマホならば拡大しても字はしっかり見えます。

 

とりあえずビール

会社組織では飲み会もあるでしょう。
数人集まっての飲み会の時は、最初の1杯はビールで、次はそれぞれ好きなものを飲む・・・と言うのは当たり前でした。

とりあえずビール
ところが、法律が変わって飲酒運転が厳しくなり飲み会で一切お酒を飲めない人も出てきました。
(法律改正前は飲んでよかったわけではありませんが・・・)
飲めないのにその席にいるだけ付き合いがいい方で、そもそも飲み会に参加しない若者も珍しくありません。
以前はビール、日本酒くらいしか無かったのですが、最近では焼酎、チューハイ、ワインなどなど次々新しい飲み物が当たり前になっています。
そしたら、最初からチューハイを飲むのが当たり前の人がいても不思議ではありません。
そして、ビールが苦手な人がいてもおかしくありません。
「飲み会の時間は制約されているので、仕事ですか?プライベートですか?」と言う発想も当たり前になってきます。

 

まとめ

なにも、新しいものが良くて、古いものは悪いという話ではありません。
古いものにはちゃんと意味があり、そうなった歴史と言う物があります。

 

ただ、一定の年齢以上になると、新しいものを受け入れられなくなります。
単に受け入れられないのか、意味があって従来の方法を進めているのか、これは外見上では全く違いは分かりません。

 

新しいものは必要ならば取り入れ、効率化を計っていかないと現状維持ではこの時代先細りです。
会社経営者はどれくらい柔軟に取り入れられて、柔軟に考えられるかが試されます。
新入社員の「常識」を力でねじ伏せることは経営者によって容易ないことでしょう。
ただ、その経営者も社会人何年目かの時に同じことをされて不満を持ったはずです。
高校の野球部の先輩のしごきではないので、「自分がされたことを後輩にする」みたいな意味のないことだとすでにその会社は終わっています。
広い視野でみて、柔軟に考えて、必要、不必要を判断できる才覚が求められます。

 

 

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