会社経営者としてチャイナリスクについて考えてみる

会社経営者として一度は中国のことを考えると思います。

そこで、チャイナリスクについて考えてみる必要があると言えます。

サムライコンサル塾

人件費高騰

中国で生産することを考えるとき、最も魅力に感じることは「人件費の安さ」です。

ところが、最近では生産工場としての魅力は少なくなってきています。

人件費が上がってきているのです。

中国のリスク

 

働かない

中国人のことを色々言うと偏見にもつながるので、私自身の経験から言わせて頂くとしたたかです。

ただ、当然のことながら悪い人ばかりではありません。

私が実際に会ったのは、中国でも田舎の方で、あの三国志のモデルとなった地域です。

ある工場での作業を教えに行った私ですが、しっかり話を聞いてくれ、何とか仕事を覚えようとしている姿勢は、ニュースなどで聞く中国人のイメージとは違うものでした。

中国の田舎

また別の機会では、中国人の採用をやっている時の面接の時でした。

全員大学の卒業証書を持ってきていました。

少なくとも私には全員しっかりしているように見えましたが、中国に精通した同僚がそれぞれの履歴書に突っ込みを入れていました。

 

「こんな大学中国にはありませんよね。」

「あなたがお持ちの卒業証書には学校印が打っていませんね」

 

などなど。

見た目的にはしっかりしているのですが、半数以上がどこかしら不正があったのです。

ある程度不正に対しての知識がないと、中国人を雇って仕事をしてもらうことは難しそうです。

 

横流し

ある中国の工場で製品を生産している会社がありました。

材料は生産予定数だけ渡していたので、生産数量もコントロールできていました。

最初の頃は品質が不安定でしたが、だんだん安定して生産を始めて1年くらいのことです。

 

また急に質が落ち始めました。

その他、段ボールをダメにしてしまったので追加がほしいと連絡がきたそうです。

中国の生産リスク

 

部品や段ボールを供給して、数か月後。

予定数が月間1000個の工場で、月間1500個生産していたのです。

足りない部品はまがい物を使い、コピーが難しい部品だけ追加供給を依頼していました。

 

段ボールは追加で送っているので、本物。

中身だけが偽物です。

買う人に見分けがつくわけがありません。

 

しかも本物と同じ工場で生産しています。

製造している人も本物と同じです。

工場としては、最初の1000個はほとんどマージンがもらえない。

1001個から1500個までは、原価以外は自分たちの儲け。

数か月間、訳の分からない追加生産を続けたようでした。

 

ちょくちょく工場を見に行って、きちんと働いているかどうか確認する必要があります。

できれば、常駐するのがいいでしょう。

 

反日暴動

国の事情によって、反日暴動が起きることがあります。

工場や事務所を中国内に作っても急に暴動が起きて、すべてが破壊されることも・・・

これはいつ起こるのかわかりません。

ただ、これもチャイナリスクとして意識しておくべきです。

 

爆発

製造原価としての人件費が上がることも考慮入れ、

不正を見破る目を養い、ちゃんとした人を雇い、

日本人担当者を中国に常駐させ、生産をちゃんとコントロールし、

さらに、反日にならないか逐一チェックして・・・

ここまでやればうまくいくはずです。

 

ありとあらゆる要素に対して、対策を取ったと考えます。

ところが、中国では工場が爆発します。

地下にあるガスが突然爆発するのだそうです。

 

せっかく手塩にかけた工場が突然爆発するとか、想像の斜め上すぎます。

予想できないことが起きる、これがチャイナリスクです。

 

 

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