会社経営上本当に今やらなくてはいけないことの決め方(取捨選択)

よく経費削減や、作業の削減、業務の取捨選択などが話題に上ります。
確かに、無駄は嫌なものです。

 

それでもやり続けないといけないこともあるでしょう。
そうしているうち、何が本当にすべきことで、何が無駄なのか分からなくなってしまうことがあります

 

例えば、途中まで取り組んでいる事業などあります。
現在は収益がまだ上がっていないが新事業として今後に期待ができるなどしていて、ある程度の資金も投入しているので今更やめられない・・・など。

 

この時、簡単に判断する方法があります。

サムライコンサル塾

新規事業に取り組んで引き際が分からない

新商品の開発・・・字ズラで見たら何とも未来を感じ、可能性を感じる文字です。
しかし、良く良く考えると、もうどれくらい取り組んでいるでしょう。

これが(物にもよりますが)半年、1年を過ぎていたら要注意です。

忙しい会社社長
私が経験事柄として「ある会社」では資本金5,000万円程度の中小企業の話があります。
新しい機械を開発していたのですが、販売価格2,000万円の装置です。
既に基礎の研究が終わっているのですぐに開発は終わって生産に入れると見込んでいました

 

ところが、ふたを開けてみると肝となる技術が社内に無かったのです。
思わぬ時間とお金のロスがありましたが、何事にもトラブルはつきものです。
そのまま進めて行きました。

 

当然計画からは遅れていきます。
社員は残業残業で人件費はかさみました。

かさむ費用

通常2,000万円の物を開発しようと思ったら、開発コストはザックリ10倍の2億円程度は必要です。
ところが、この会社は既に基礎の研究は終わっていると思っていたので開発コストは試作機を作る費用くらいで終わると考えていたのです。
原価は35%で計算していたので、2,000万円の35%=700万円。

人は意外にお金がかかるので、失敗分も含めて開発費を1,000万円、開発期間を半年と見込んでいたのです。

 

ところが、実際は5年経過しても開発は終わらなかったのです。
開発コストは全く足りないので国の助成金などに助けてもらってなんとかかんとか・・・
実のところ、他の商品で出た利益を全てこの新商品につぎ込み続けている状況です。
こうなると「ギャンブル」と一緒です。
負けが込んできたら、負け分を何とか取り返そうと更に賭けてしまいます。
パチンコやルーレット、ポーカーと同じになってしまいます。

博打のような経営

ここで勝てればいいのですが、どのようなことが起こるのかは冷静なあなたならば言わなくてもご理解頂けると思います。
これは、力を入れるべきところを間違えてしまったのです。

 

これも解決法を以下にお知らせしています。
問題自体頭に血が上った社長では見つけられないです。
問題の見つけ方からお知らせしています。

 

優先順位を自分で把握する方法

優先順位を自分で把握する方法は実は簡単です。
費用も時間もかかりません。

 

1枚の紙を準備します。

 

そこに、現在(今日)行わないといけない業務を書きだします。
箇条書きでOKです。

 

次に内容を見ていきます。
「すぐに行わないと他社に迷惑をかける事柄」「すぐに行わないと金額的に損が出る事柄」を優先して数字を付けていきます。

優先順位に数字を付けていくとしたら、「1」がたくさんある場合は既に自分で本当の優先順位を見失っている時です。

 

「今日できる業務が1つだけ」だと仮定して選んでみて下さい。

「あと数時間で飛行機に乗って海外に行かないといけない」と仮定します。
それまでにできる業務は1つだけです。

 

そんな気持ちで1つ選びます。
そして、選んだ1つが今日できる精一杯です。

 

他の業務が終わらなくてもいいので、選んだひとつは終わらせるつもりで取り組むべきです。

「今日はこれだけしかできない」と言う「制限」が優先順位を浮き彫りにします。

 

事業についても同様です。
極端ですが、「今月会社がつぶれるかもしれない」という状況を想定してみます。

 

その時月末までにできることは限られます。
その時に何に取り組むか。当然選ばないといけません。

 

その時に真っ先に行うことこそ「優先順位1」なのです。
そのように「危機感」をベースに優先順位を決めると「会社の収益の基盤」が浮き彫りになるといえます。
今すぐ会社に利益になるもの。
近い将来に会社の利益になるもの。
遠い将来会社の利益になるもの。

 

このように時間で分けてもわかりやすいでしょう。
「判断する基準」を持つことが重要と言えます。

 

 

サムライコンサル塾

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