会社経営を行うには道理を理解して、道理を理解させる

会社経営者と言えば、中小企業の場合は自分もマネージングだけではなく、プレイヤーとしても活躍していることが多い。

自分が詳細を知っているが故に相手が当然理解してくれているという思いこみがここに発生してしまいます。

具体的な例をお知らせしながら、対処法についても考えてみましょう。

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期待通りの動きをしてくれない時の例

社員が自分の期待通りに動いてくれない時の例は、何も複雑な事例ばかりではありません。

非常に単純な、そして日常にも多分に含まれているのです。

 

例えば、「お使い」です。

たまに読む雑誌などがあり、朝通勤中に表紙を駅やコンビニで見かけて少し気になっていたとします。

事務の女性がいて、お使いを頼むときに「○○という雑誌を買ってきて」と頼んだとします。

たまたま気になった雑誌だし、帰宅する前に午後の空いた時間にでも少し読もうと思っていた程度だったとします。

 

しかし「○○という雑誌を買ってきて」とだけ言ったために、事務の女性は現在取り組んでいた業務を置いて買いに行ってしまいました。あなたはその女性が、いつもお昼にコンビニにお昼ごはんを買いに行っているのを見て知っていました。

そのついでで良かったのですが、話を聞いた女性は優先順位が分かりません。

社長から言われたのだから、とすぐに買いに行ってしまったという訳です。

会社経営と雑誌

自分が考えていることは相手には十分伝わりません。

自分が言うことは、平社員が言うこととは違います。

影響力まで考慮して話が出来る方は非常に少ないです。

この例はどちらかと言えば、笑い話で済む程度のことですが、仕事上でお客さんや取引さに迷惑をかけることもあります。

この時、瞬間的にその社員に怒鳴りつけてしまったり、断罪したりしてしまうことがあるかもしれませんが、ここも一息入れて考えてから行うべきです。

社長が目くじら立ててまくし立てたとしたら、自分は間違った行動をしたとその社員は考えてしまいます。

自分は言われた通りに動いたつもりでも、それがダメだった。

そうなってくると、その社員はどう動いていいか分からなくなってしまうのです。

 

その時は「すいません」で納まるでしょうが、その社員が今後成長出来なくなってしまうかもしれません。

一大事です。

「なぜそれが必要か」など道理を理解しておく必要があります。

これは会社経営者であるあなたも、社員も両方です。

 

ビジネスの道理を理解する

道理が分かっていないと意図しないトラブルが発生したり、弊害が起こる例をお知らせしました。

それを防止する意味でも、ビジネスを円滑に進める意味でも、まず自分がビジネスの通りを理解しておく必要があります。

 

現在取り組んでいるビジネスは、なぜ自社に仕事が回ってくるのか?

他社ではなく自社が選ばれた優位性は何か?

なぜ現在の単価なのか?

 

必ず道理があるはずです。

まずは、これを自分自身が把握し、忘れないようにしましょう。

こうすることで自社の優位性を高めることや仕事の単価を上げる時にブレのない考えが出てきます。

 

次に、社員にもこれを伝えることで、ベースが同じ考えで動いてくれるようになります。

もちろん、社員は自分ではありませんので全く同じにはなりません。

個性もあります。

しかし、同じ考えで同じゴールを目指した場合、細かな手段の違いはあったとしても同じ方向を向いているので強いのです。

 

 

 

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