会社経営はトップで決まる理由

会社を運営している時に、何か問題が発生した時、目先の事象や意識を変えるだけではなく、仕組み自体を変えることがあります。
これはある意味あっていますが、再発しない仕組みを作ったからと言って問題がなくなるわけではありません。

サムライコンサル塾

会社のトップが変わる必要がある

会社のトップがどこからか得た情報を急に自社に取り入れようとすることがあります
それは儲かる会社の特集があった月刊誌かもしれないし、やり手の経営者が出ているテレビ番組かもしれません。

情報源は雑誌
いいと分かっているのに実現できないことは確実に存在します
経営者がある時いいと思って自社に適用したと思っても自分が実現できない物を社員が実現できる訳がないのです。
本当にいと思うことだったら社員にさせるのではなく、まずは自分が実行しその成果を出すことです。

 
例えば、残業を減らすために朝早く出てくることがいいと思った経営者がいたということを例にしてお話ししたいと思います。
テレビか雑誌で会社は残業をせずに朝1時間早く出社して仕事を始めると効率がいいと言っていたのを経営者が見かけました。
早速自社に取り入れようと、社内全員が朝1時間早く出てくるようにしたとします。

 
変更してすぐの時はよかったのです。
いつもと気分が違って張り切る社員もいました。
9時を過ぎるまで会社にかかってくる電話の数はかなり少なく電話に邪魔されることなく業務を進めることができ、効率も上がっていました。

 
ところが、約1か月経過したころから雲行きが怪しくなってきました。
人は段々慣れてきます。
最初の物珍しさはなくなってきました。
残業を減らして朝早く出てくることにしたわけですが、朝は残業代が付きません。
各社員は約20時間分の残業代が払われないことに気付きます。
平均の金額で言うと、月に4万円の減給です。
残業を減らしたのですが、急には変更することができず残業の時間に会議が入ることも出てきました。
最初は「この会議だけ特別」などと言っていましたが、その「特別」のハードルはとても引くく特別が増えてきたのです。
社員の立場で考えてみると、ある日突然経営者がいつもより1時間は焼く出てくるようにと言いだしました。
いつもよりも1時間早く起きる必要があります。
いつもの電車も1時間早い電車に乗る必要が出てきます。
これまでに作ってきたリズムが崩れます
最初のうちは残業が出来なくなり早く家に帰れます。
ただ、これまで残業残業だったので早く家に帰っても何をしていいのか分かりません
しかも月末に給与明細をもらて驚きました。
先月よりも4万円も少ないのです。
子供の塾の費用が怪しくなってきました。
奥さんからは残業を増やしてほしいとリクエストがあります。
しかし、残業するとペナルティがあるのです。
その割に社長が言いだした会議は残業時間にあり理不尽さを感じます。
結局元に戻るのですが、社員全員でわたわたしただけで何も残りません。
これで社員の士気が上がるはずもなく、会社に対する不満が溜まっただけとなりました。

 

いかがでしょうか?
思い当たる方もおられると思います。
他人に強要するのではなく、まずは自分でやってみるのがいいと思います。
成果が出てくると周囲もバカではありません。
それがいいと思ったら必ず真似をします。
まして実践しているのは経営者です。
反抗するわけがないのです。

 

何か問題がある時の対処法

では、何か問題があった時に仕組みから変えるとして、経営者自体が変わることがあります。
これは有効なのか考えてみたいと思います。
本当の意味で行われればもちろんいいのですが、日本ではちょっと事情が違います。
日本の会社のほとんどが「経営者=オーナー」の構図です。
会社とは株主のものですが、経営者が兼ねていることがほとんどです。
形だけトップを挿げ替えたとしても、従来のトップの都合のいい人材が抜擢されることが圧倒的に多く改善になった例は少ないです。
アメリカの場合は、第三者機関が入って抜本的に変えられてしまいます。
トップがすげかわると確実に組織が変わります。

 

 

日本の会社の経営者は何かを変えたいと思ったときは、自分自身が変わらないと何も変わらないということを理解する必要があります。
中途半端に何かをすると実は返って良くない結果に辿り着くことも合わせて覚えておく必要があります。
何かを得るためには、確実に何かを捨てる必要があります。
人はできるだけ現状の維持をしたがる傾向にあるため、何を捨て、何を得るのか意識して動く必要があると言えます。

捨てることも必要捨てることも必要

 

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