会社経営の成功体験とマクドナルド

会社経営をしている社長の多くは「成功体験」をしています。
先代から引き継いだりしていない限り会社にできるくらいの収益は上げられるようになった成功者です。

 

一方で社員はそうではありません。
考え方が社長とは根本から違うので全然成長しないのです。

今回はこの解決法をお知らせします。

サムライコンサル塾

私が体験した大学教授の異常な行動

私がまだ大学生の頃、大学主催で卒業パーティがありました。
ここには全ての学生と全ての教授が出席して、研究室ごとに丸テーブルを囲む様な立食パーティでした。

立食パーティーでの経験

 

料理はそれほどのものではないとは言え、貧乏大学生に取ってタダでご飯やお酒が飲めるというのは非常に魅力的でした。
当時「アリーナ」と呼んでいましたが、要するにちょっと小奇麗な大学の体育館で集まりました。恐らく数百人いたでしょう。

 

テーブルの上には、学生が好きそうな「ビザ」、「フライドポテト」、「スパゲティ」、「オードブル」などなど。
スパゲティは小分けしてありましたし、立食パーティーと言うこともあって基本的に手に持って食べられるように配慮してあったのです。

大学生はお祭り騒ぎ

 

私の担当教授は70歳を超えていて、見た目的にも「おじいさん」と言う感じでした。

そのお爺さん教授は、ビールは飲んでいましたが、一切食事に手を付けないのです。
私は疑問に思って、「教授食べないんですか?」と声をかけました。

この教授酒飲みと言う話は聞いていませんし、「飲むときは食べないんだよ」的な人ではありません。

 

教授の答えはこうでした。
「私はこういったものは食べないんです。」

 

私はこの時ピザなどが嫌いなのかな、とあまり疑問に思わなかったのですが、後に人には「一生続く呪いのようなもの」が存在することを知ったのです。
そして、それを巧みに経営戦略に取り入れているのが「マクドナルド」であることを後に知るのです。

 

マクドナルドの成長の秘密

マクドナルドに行くと、中高生がたくさんいます。
私が小学生の頃には、マクドナルドになど行ったことがなかったのに・・・と思っていました。

 

そうなのです。
現在マクドナルドに行っている中高生は、もっと若い子供の頃に親と一緒にマクドナルドに行っていたのです。
小さい時に食べた経験、マクドナルドに行った経験は、中高生になっても息づいています。

 

親が連れていかなくても自分で行くようになるのです。
そして、小さい時からハンバーガーやポテトを食べた経験をした子供達はその後大きくなり、大人になっても何も疑問を持たずにハンバーガーやポテトを食べるのです。

子供の時からハンバーガーを食べさせる食育戦略
現在では国が勧める教育の中にも「食育」と言う物があります。
小さい時に食べた経験は、一生付いて回るのです。
逆に小さい時に食べた経験がないものについて、一定以上の年齢になると受け付けなくなるのです。
ここで大学教授の話が効いてくるのです。

 

大学教授はおじいちゃん先生です。
当時70歳くらいでした。
小学生の頃は戦争真っただ中です。
当然、ハンバーガーもポテトも食べた経験がありません。

 

そして、そのまま成長して来てしまったのです。
たから、ピザやポテト、ハンバーガーに食べ物としての興味を持っていなかったのです。

むしろ嫌厭していたのでしょう。

 

マクドナルドはこうしたことを考えて「ハッピーセット」と言う子供向けメニューを常に更新し続けています。
一般メニューに比べ「おまけ」がついている分原価は高いのでしょうが、買いやすい価格設定にしてあります。

 

マクドナルドの業績がどんなに悪くてもハッピーセットはあるし、新しいキャンペーンは続いています。
これは子供たちに「マクドナルドに行きたい」と思わせ、ハンバーガーを食べさせるための戦略なのです。

洗脳にも似た食育なのです。

 

マクドナルドに学ぶ自社の経営を成功させる方法

ここで自社のことに帰ってきます。

 

自社の社員を成功させるには、社員自身が成功をイメージできないといけません。
成功とはどういうことなのか経験していない社員は成功を知りません。

成功する会社のイメージ

 

どうやったら収益が上がるとか、どうやったら人間関係が築けるかとか、自分の後継者となってもらう人には、どうやったら会社を円滑に運営できるかとかを「体験」させておく必要があるのです。

 

そういった体験は失敗も含めて、本人が色々感じます。
そして、考えます。
それが成長につながり、結局は社長であるあなたに帰ってくるのです。

 

失敗は損失も痛いですが、勉強のためです。
社員に経験させる教育を考えてみて下さい。

 

 

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