会社経営に必要な咀嚼力とは

会社経営や、組織のマネージメントの話の時に、ピーター・F・ドラッカーの「マネジメント」を参考にする方がおられます。
そして、それで上手くいったケースをほとんど聞かないのは私だけでしょうか?
実は、ここにはある理由が隠れていました。

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経営者がよく参考にするマニュアル

経営者がよく参考にするマニュアルと言えば、このあたりではないでしょうか。

 

    • 「マネジメント」ピーター・F・ドラッカー

    • 「7つの習慣」スティーブン・R. コヴィー

 

他にもいくつも有名な本があります。
「私はこれらの本は日本人に合わない」と思っています。

 

こう言いきってしまうと、こんなにも有名な本に対して・・・と反感を持たれてしまうかもしれません。
でも、マネジメントから少し離れて料理について考えてみます。

 

 

組織のマネジメントとキノコ
あるキノコがあったとします。
山で採れた新鮮なものです。
何種類も採れました。

 

さて、料理をしようとするときにあなたならどうしますか?
有名なイタリア人シェフのところに持っていくでしょうか?

 

人気のシェフと会社経営

 

きっとオシャレなイタリアンにはしてくれると思います。
最高のイタリアのワインなどを使うかも知れません。
マズい料理にはならないでしょう。

 

でも、私には最高においしい料理にはならないと思うのです。
きっとそのキノコを最高の料理にできるのは地元のおばちゃんや、おばあちゃんではないでしょうか。
その山のこと、キノコのことなどを一番よく知っているはずです。
だからこそ出てくる料理が一番だと考えるのです。

 

おばあちゃん

 

仮にイタリア人シェフがその時思いついた最高の料理をしたとしても、そのシェフが作ってもさらにおいしい料理にできたかもしれません。
食材について地元のおばあちゃん程良く知っているとは考えられないです。

 

一方、地元のおばあちゃんは昔から伝わってきた特別のゆで方や、切り方などがあるはずです。
一緒に添えると味を引き立てる食材なども知っているはずです。

「完成されている」と思うのです。

 
そういった意味で、イタリアの人気シェフよりも地元のなんでもないおばあちゃんの方がそのキノコの料理に関しては上だと考えます。

 

 

さて、話を戻して会社経営やマネジメントについて考えてみます。

キノコの話と同様に、人も日本人と海外の人では全く感じ方が違います。
特に日本は昔から島国で、島国ならでわの考え方を持っています。
どこかの土地で外国とつながっていることもないです。
黒船のペリーが来たころなどは、船を見ただけで大騒ぎだったくらいです。

 

日本人はアメリカ人とも中国人ともヨーロッパ人とも考え方は違うのです。
もちろん、「人間」と言う点においては共通していますが、考え方が違えば味覚も違うし、興味も違う。

 

そんな時に「輸入物の考え方」をそのまま持ってきてうまくいくでしょうか?
日本人のことを一番よく知っているのは「日本人」です。

 

ドラッカーやコビーはもちろんすごく良いことを書いています。
学ぶべきことも多いです。
ただ、それを有り難がって丸のみにするのでは最高の料理にはならないと言えます。

 

よく咀嚼して「日本流にアレンジ」する必要があります。
その時初めて「最高の料理」になるのだと思います。
日本のキノコを料理するときはイタリア人シェフがイタリアワインで味付けするのではなく、おばあちゃんが昔ながらの日本酒で味付けした方がしっくりくる味になるのです。

 

しっくりくる味
カッコイイイタリア人シェフの雰囲気に流されるように、ドラッカーやコビーを鵜呑みにするのではなく、その本質をきちんとマスターして、本質を取り入れる様にするべきなのです。

 

この「理解力」「アレンジ力」見たいなものを総合して「咀嚼力」と呼びたいと思う。

あなたはどうお感じですか?

 

 

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