休み時間に電気を消す意味と効果

経営が厳しい会社やコスト意識が高い会社はよく昼休みに消灯するところがあります。
この昼休みの消灯はどれくらい会社経営に効果があるか考えてみましょう。

サムライコンサル塾

昼休みに消灯する意味と言えば実はいくつのの意味があります
まずは、電気代を切安くする効果です。
電気を消すのだからその分電気代も安くなります。

 

次が意識が高まる効果。
昼休みに消灯しないといけないのだから現状の会社の経済状態をいやでも意識するでしょう。

 

いいことばかりではありません。
意識が下がる効果、もあります。
人によっては「うちの会社は今経営がやばいのだ」意識が下がることもあるでしょう。
それぞれについてその効果を考えてみます。
そして、最後に総合的に昼休みの消灯に効果があるのか考えてみたいと思います。

 

電気代の効果

カットされる電気代は会社の建物の大きさによるためどれほどかは一概には言えません。
蛍光灯1本の電気代は1時間当たり1円未満です。

 

会社の電気代

 

お住いの地域によっても若干異なるので、こちらのサイトで計算してみられるとわかると思います。
蛍光灯のワット数を入力して、お住まいの地域の電力会社を選び、「計算」を押すと1時間当たりの電気代が出ます。

 

⇒ 電気代の計算
会社にある蛍光灯の数だけ増やすとその電気代が算出できます。
ここでは社員が50人くらいいるオフィスを想定してみましょう。
この場合、オフィスの広さは100坪くらいとなるでしょう。

 

照明器具100台で蛍光灯200本も使われている事になり、合計8,000Wの電力となります
先ほどのサイトで「8000」(W)として計算すると、1時間当たりの電気代は181円となります。
1日の昼休みでの節約できる電気代は181円。
1か月で20日間勤務するとして3,620円

たしかに、無視するには少々もったいない金額になりそうですね。

 

意識が高まる効果

先ほどの例で考えると、50人の社員が「節約しないと」と節約意識が高まるとします。
これは昼休みの電気代だけではなく、ボールペンや紙なども節約されると期待できます。
これらは「消耗品」の扱いなのでこれも会社のよってどれくらい使われているか様々です。
仮に月に10万円使われていたとして、3%~5%安くなったとしたら3,000円~5,000円安くなると言えます。
これまた会社経営者としては無視できない金額です。

 

社員の意識が高まる

 

意識が下がる効果

ここまではいい事続きったのですが、今度は逆にデメリットの部分です。
社員の意識が下がることも考えられます。

 

昼休みに消灯しないといけないくらいなんだ・・・と社員の意識が下がります。
一般的にベテラン社員よりも新入社員のほうが意識が下がりやすいようです。
20代~30代の社員の意識が下がります。
もしかしたら、会社を辞めてしまうかもしれません。

 

社員の意識が下がる
この時に追加募集をする必要はありませんが、新しく募集する場合募集コストがかかります。

転職サイト

例えばリクナビネクストやエン・ジャパンなど転職サイトに広告を出す場合契約ごとに異なりますが2週間で10万円~20万円かかります。
これで応募が殺到すればいいのですが、概ね採用できるのは1人。応募は4人から10人くらいです。
1人追加するのに10万円かかると言えるのです。

 

ハローワーク

ハローワークならば募集コストはかかりません。
さすが国です。ただで募集してくれるのでいいのですが、応募者数は転職サイトよりも少ないです。
長期間募集することでこれを補うことができます。

 

人材紹介会社

あとは、人材紹介会社です。
人材を紹介してもらって、その人がこちらの要求にマッチする人だった場合紹介料を支払うというものです。
この場合、その人の年収の15%~30%を払うことになります。
20代~30代の人を紹介してもらったとして、年収400万円の人と考えたら15%と考えても60万円。
これが一番費用が掛かりそうです。

 

採用コスト

さらに見逃しがちなのが「採用コスト」です。
面接するわけですのでその間面接する人も時間を要します。

面接も1回ではありません。1次面接、2次面接とされるでしょう。
1次面接で1人の社員が1時間対応したとします。
2次面接では役員と合わせて2人で対応。
最終面接で社長も併せて3人で面接したとします。
対応した人のコストを考えてみてください。

社員の給料を考えると1人1時間1,500円~3,000円かかっていることになります。
採用までにかかった費用は9,000円~18,000円かかっているわけです。
それで採用できればいいのですが、採用できない場合は募集からやりなおしです。

妥協して採用した場合は最悪で、その人をどう辞めさせるかと、新しい人の採用を同時に進めなくてはいけません。
結局元々の社員が辞めなかったほうが良かった・・・という話になってしまいます。

 

まとめ

昼休みの消灯は50人くらいのオフィスで1か月に3,600円くらい節約できる。
それだけではなく、節約意識が高まりほかの消耗品なども節約され3,000円~5,000円くらいコストが節約できる。

 

一方で、会社経営が危ないと1人でも辞めてしまうと採用コストが2万円~70万円かかってしまう。

 

コスト削減を言って社員が辞めてしまわないかなども含め総合的に考えて判断する必要がある。

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