ビールと発泡酒、会社経営者はどちらを選ぶべきか

あなたは会社経営者ですか?
会社経営者と言えば、お金持ちのイメージがあります。
以前いわれたことがあります。
「ビールと発泡酒どちらを選ぶべきか」と。
あなたならどちらを選びますか?

サムライコンサル塾

過去のエピソード

私のことで恐縮ですが、10年以上前まだ他人の会社でサラリーマンをしていた時、当時の先輩から飲み会の席で聞かれました。
「ビールと発泡酒どちらがすきなの?」と。
私は、「発泡酒です」と答えました。
確かにビールは発泡酒に比べ高額です。
この時はまだそれほど稼げる人間ではありませんでしたので、発泡酒を飲んでいたのだったと思います。

 

麒麟淡麗 グリーンラベル

 

飲み会の席で聞かれたので私は素直に発泡酒を飲んでいることを告げました。
その時に、先輩はしたり顔で言いました。
「ぜひビールを飲んでもらいたい!」と。
晩酌は1杯か2杯しか飲まないならば、発泡酒ではなく、本物のビールを飲んでほしい、と。
「本物が分かる大人になってほしい」と。

 

先輩の意見

 

発泡酒には「糖類」が入っているから!
本物のビールには糖類なんか入ってない。
偽物は本物に似せるために不純物を入れる。
そんなことも言っていました。

 

言っていることはわかりますが、どちらかと聞かれて答えたのにバカにされたような気になったのも覚えています。
お金持ちは、本物が分からないとお里が知れてしまうので、本物のビールを飲み、本物と触れあうことで本物を理解できるようにならないといけないのでしょうか?

 

ビールと発泡酒の違い

さて、ここで簡単にビールと発泡酒の違いを復習しましょう。
1994年以降酒税法の改正などで「代替ビール」的な意味合いでスタートした「ビール風アルコール飲料」です。
ビールに不可欠な麦芽の使用率を減らすことでビールよりも税金が安い発泡酒の分類に入るようにした飲み物です。
ビールメーカーの努力により販売スタート当初よりもビールに近い味になってきている。
原材料としての違いは、ビールは麦芽・ホップ・水で副原料として米・とうもろこし(コーン)・でんぷん(スターチ)・糖類等が使われることがあります。
一方、発泡酒は実に様々で、先に紹介した麒麟淡麗を例にすると「麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類」となります。
確かに、発泡酒には糖類が入っているものが多いです。
しかし、ビールにも入っている物がある。

 

糖類の有無で本物、偽物を見分けるには材料が足りなさすぎます。
味はビールも発泡酒も分からない人もいます。
また、ビールではなく、発泡酒が好きな人もいるのです。
私がそうです。

 

経営者はビールを選ぶべきなのか

実際自分が経営者になり、ある程度のお付き合いが出てきて思うことですが、物事の本質は見える方が絶対いいです。
ただ、「お金持ちはビール」みたいな発想は、「自分の舌ならビールを当てられる」的な考えで、「ビールがいいという仲間から仲間外れにされたくない」と言う考えが根底にあります。

 

ビール

 

これは結局他人が作った概念に囚われていて、ビジネスをする上でもA社がこうするからこれが正しい、B社がするから自社もそうしよう的な発想です。

 

他社と同じようなことをやっていると必ず価格競争になり、デスマ(デルマーチ)の始まりです。
同じ道に更新して行き最後の1社になるまで死のマーチを続けることになります。
一般の方が社長に期待することは「日々残業をたくさんさせてくれ」でしょうか?
そしてその残業だいも支払われないのがいいのでしょうか?
仕事の売り上げ、利益は給与や賞与のベースとなっています。
儲かっている会社はベースアップや昇給もしやすいですが、儲かっていない会社は昇給もへったくれもありません。
ちゃんと給料が出ているだけいい、と言う悲惨な状態になります。
社員はそんなことは望まないでしょう。
給料はたまに出なくてもいいし、残業代も要らない、とにかく休まず仕事をさせてくれ、と言う方がおられたらぜひ我が社へお越しください(笑)

 

「本物がどれか当てられて、本物を選ぶのが正解」と言う凝り固まった考えだと「仲間外れにされるのが怖い集団」から外れられません。
たとえそれがデスマであっても。

 

別にビールが好きならビールを飲むし、発泡酒が好きなら発泡酒を飲めば良いと思います。
ただ、自分の舌で確かめて、自分がいいと思うものを飲む。
例え他人がビールがいい、とかラガーじゃないととか、エールがいいとか言ってもそれが好きかどうかは飲んでみて自分の舌で決める。
「おいしい」「おいしくない」を他人にゆだねないことが大事だと思います。

 

他社がやらない独自のユニークなサービスをする会社は当然価格も適正価格で進みます。
適正な時間で適正な金額をもらって、社員には適正な給料を払う。
そんな会社は社員も少し余裕があり、新しい発想もできるでしょう。

 

何日も寝ないで仕事をしている社員と比べたら間違いなく自由で柔軟な発想ができ、仕事の効率も良いです。
ビールと発泡酒を例に経営者がどう考えるべきかをお知らせしました。

 

あなたはビールじゃないと満足できないですか?
発泡酒の方が好きですか?
ネットの意見や周囲の意見ではなく、自分の舌に聞いてみて下さい。
誰が何と言おうとそれがあなたにとっての「正解」なのです。

 

 

 

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