日々新しい手法のビジネスが生まれ、そして消えていきます。
そもそもインターネットがビジネスにつながると誰が考えたでしょう?
今では常識となっています。
日々ビジネスは進化しています。
本当にそれは必要でしょうか?
ビジネス用語を思い出してみる
ビジネス用語を思い浮かべると、「戦略」「戦術」とか、戦争用語が多いように感じます。
ビジネスとは戦争なのです。
あとは、とにかく横文字です。
ちらほら聞く言葉だと、以下の様なものがあると思います。
「アジェンダ」計画する
「アライアンス」提携先
「イシュー」問題、課題、論点
「インバウンド」内向き(のビジネス)
「エビデンス」証拠、言質
「クロージング」畳みかける
「コミット」約束
「コンプライアンス」法令遵守
「サマリ」要約
「ショート」不足している
「タイト」(スケジュールなどが)厳しい事
などなど。
付いていけないように感じますが、古い方のビジネス用語を思いだいてみましょう。
「ゼロックスする」コピーをとる
「ホウレンソウ」報告、連絡、相談
「半ドン」午後休
「ノミニケーション」(親睦目的の)飲み会
こうして新しいビジネス用語、古いビジネス用語を比べてみて思うのですが、「どうでもいい」と言うことです。
言葉なので、通じれば十分です。
新しくても古くても問題ありません。
それよりも、「お客さんの心を動かすキラーワーズ」、要するに「殺し文句」が言えているか、だと思います。
殺し文句はいつでも、だれにでも同じではないのです。
人により、場所により、時間により、本当の殺し文句は変わります。
それをビジネスマンが見つかられるか、見逃さないか、それがビジネスです。
ある商品を紹介した時、ある人は値段を見るでしょう。
ある人は機能を見るでしょう。
ある人は大きさを見るでしょう。
その人が見ている点、欲しい情報を的確にとらえ、その人が欲しい情報を提供する。
それができていれば、言葉の違いなど些細な問題です。
それでも「トュデイは、お客様のニーズにコミットするレコメンドを準備しました!」なんて言われても何を言っているのか分かりません。
言葉なので、伝わることは重要です。