どんなにクリーンにビジネスをしていても税務調査が来る可能性はある

私の会社もクリーンにビジネスをしていますが、税務調査は受けたことがありません。
今回は知り合いの社長から聞いた話です。
こちらは、税務調査が来たそうです。
「税務調査」と言うと、私としては映画「マルサの女」とか、最近だと「半沢直樹」のようなイメージが強く、「敵が来る」みたいなイメージです

実際はどうだったのでしょうか。シェアします。

サムライコンサル塾

 

税務調査とは

税務調査とは、税務署の調査官が実際に会社に来て、申告内容について確認して行くというものです。

会社経営者には恐ろしい税務署

通常は1~3名が来られるそうです。
過去3期分の法人税、消費税、源泉徴収税を見ていきます。

 

これらを見るには当然記録が必要です。
会社によっては会社内に置いておらず、税理士が預かっている場合などもあるでしょう。

そのため、突然来るわけではなく2週間くらい前に事前に連絡があるそうです。

色々そろって、じゃあ、という感じでスタートします。
ところが、会社によってや、事情によっては突然来られるそうで・・・

来たからには、何か見つけていくといわれています。

 

 

Xデーの様子

さて、私の知り合いの社長の会社では突然来られたそうです。
来たのは2名。調査官が2名らしいです。
場合によっては、上席調査官や統括調査官が来られることもあるそうです。
私にとっては誰であっても何だかハラハラするだけですが・・・
急激に成長している会社に来る、とか、注目されている会社に来る、とか噂されていますが、実際はわかりません。
ただ、判断している人も人ですので、世の中の情報に影響を受けないということはないでしょう。

 

ただ、私の知り合いの社長の会社はそれほど有名ではありませんでしたし、派手さや怪しさとは無縁そうな会社でした。

色々チェックされるそうなのですが、やたら銀行の取引履歴をチェックされたそうです。
いくつか質問をされ、調査官の方は納得されたようで、別の書類に移行していったようでした。

 

会社の動きはかなりストップしてしまいそれが大変だと言っていました。
調査は2日間行われたそうです。

 

私の知り合いの社長は元々クリーンにビジネスをしていたので、調査が入ってもそれほど大変ではなかったそうです。

では、なぜ税務調査が??
これにはオチがあったのです。

 

 

実際は

知り合いの社長の会社と取引のある某社があるのですが、この某社に問題があったようです。

 

某社の社長は取引をほとんど銀行振込で行っています。
会社の口座や個人の口座が行くつもあったそうで、会社内の口座間でお金が動いたり、社長個人の口座にお金が動いたりしていたそうです。

ここまでは、比較的小さな会社ではよくある話ですが、某社の社長の場合は、特定の口座に入ったお金は入金直後に全額引き出される口座があったそうです。

経営は計画通りには進まない

 

つまり・・・と言う訳です。
(また聞きなので確実かどうかは不明ですが・・・)

過小申告だったようです。
某社の社長には矢印表みたいなものを持ってきたそうで、複数ある口座間で取引されたお金の動き、時間が書かれていたそうです。

半沢直樹などの場合は、どの銀行と取引があるか分からないから隠し金の額が分からない・・・と言ってたりしたのですが、実際の税務署は振込んだ元も先も全部調査出来るみたいです。

逃げることも隠れることもできませんね。
こういった過少申告などあった場合は、過小申告加算税と延滞金が本来の税金のほかに課せられます。
うーん、大変です。

 

悪質な場合は、会社自体がなくなってしまいます。
ちゃんとしてるのが一番です。

 

教えてもらった盲点

私が話を聞いたのは、某社ではなく、知り合いの社長です。
その社長の会社はいわば「とばっちり」だったわけです。

某社のお金の動きが怪しかったので、その関係先が行くつか調べられたのだ
と予想されます。
ただ、それを明確にしてしまうともめるので、税務署は一切言わないようです。
知り合いの社長の会社は会計士を入れて、書類などもきちんとしていたので大事にはなりませんでしたが、2日間仕事がほぼ止まってしまうという痛手を負いました。

 

しかも、1部屋を占拠されるような状態で、検査官が帰った後もその部屋への出入りが禁止だったり、サーバー内のデータをコピーして持って帰られたり、したようです。

1部屋占拠され、入ることが許されない

1部屋占拠され、入ることが許されない

 

更に痛かったのが、契約書です。
契約書には一定額以上の物の場合印紙が必要です。
この印紙がないものがありました。
それを指摘されたのです。
さらに、契約している会計士に立ち会ってもらったそうです。
初めてのことで勝手が分かりませんので、念のためです。

この会計士も税務調査と言えば喜ばしいことではありません。
拘束されっぱなしなので。
1日、出張料など込みで5万円。2日間で10万円だったそうで・・・

 

2日間仕事ができない。部屋が占拠。印紙代。
会計士に従来の報酬のほかに追加の10万円・・・

知り合いの社長はもう二度と来てほしくない、と言ってました。

 

ちなみに、このように調査官の方が調べた場合、その内容は後に覆らないそうです。
調査が入っていない場合も各社で書類を保管していますが、ある時調査が入って指摘されたら過去7年分ひっくり返される可能性があります。
「経費」と思っていたものが「認められない」となると、追加の税金、延滞金・・・考えただけでも恐ろしいですね。

ところが、税務調査が入った時は、そこまでの物は「確定」で後にひっくり返らない、というメリットがあります。

 

どんなに考えてもそれくらいしかメリットがなく、デメリットは数えきれないという「負け試合」、それが税務調査です。
しかも、どんなにクリーンにビジネスをしていても、取引先に問題があった場合、とばっちりを食らうこともあるのです。
自社だけでなく取引先にも注意・・・そんなことが可能なのかどうか・・・

 

 

サムライコンサル塾

コメントを残す