会社経営者として、正しく「株式と株主」について本当のところを知っておく必要があります。
株主、株主総会、取締役、取締役会、監査役、会計参与などのそれぞれの役割についも正しく知っておくべきです。
知らないことで、思わぬところから痛い目を見ることもあります。
このページで大体のところは押さえられるようにしておきますね。
ぜひご覧ください。
会社経営者が最低限知っておきたいこと
まず先に、会社経営者が最低限知っておきたいことから確認しておきましょう。
全体像を把握したうえで、詳細を見ていくイメージです。
最悪の場合、全体的にざっくりでもわかっていたら何とかなります。
- 株式とは何か
- 株主の義務と権利
- 株主の責任
- 株主名簿と株券
- 株式の譲渡
- 株式の種類
- 株式の譲渡制限
結構色々ありましたね・・・
1ページで全部を網羅するとなが~いページになってしまいます。
ざっくりとご紹介して、詳細はそれぞれ別のページを準備しておきます。
ご自身の興味、必要性を踏まえて、必要なページを中心にご覧ください。
株式とは何か
株式とは、会社に対する「気持ち」や「責任」を見えるかしたものです。
「量」で表すことができます。
意外な使い方もあります。
株主の義務と権利
まず、「株主」についてですが、株主とは、経済の世界では「社員」と呼ばれています。
一般的には「社員」と言うと、その会社で勤めている人ですが、「会社法」では株式を所有している人のことを社員と呼びます。
株主の義務として、「株式の引受額を原則として現金で出資する」と言うのがあります。
そして、株主の権利として、会社の進むべき方向を決めたり、配当金をもらう権利があります。
株主名簿と株券
会社は株主名簿を作る必要があります。
どこの誰が株主かわからないと、株主総会の案内も出せません。
誰がどのくらいの株を持っているか、それは昔は「株券」で判断していました。
持っている株の数に対して、株券が発行されていました。
現在ではインターネットなどの普及により、随時、買ったり、売ったりできるように、株券はなくなりました。
しかし、「株を持っている」と言う概念は残っていて、それを会社が記録として残している必要があるのです。